その他の治療
Medical
〒561-0802大阪府豊中市曽根東3丁目2-8 2F
その他の治療
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当院では、ボトックス認定医の資格を持つ医師によるボツリヌス療法や、各種レーザー手術を行っております。
ボツリヌス療法とは、ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンと呼ばれるたんぱく質を有効成分とする薬を筋肉内に注射し、痙縮の改善を図る治療法です。ボツリヌストキシンを筋肉内へ注射すると、筋肉の緊張をやわらげ、痙縮を改善することができます。
ボツリヌス菌そのものを注射するわけではないので、ボツリヌス菌に感染する危険性はありません。
現在、その他にも保険適応となっている病気は脳卒中による眼瞼けいれん、片側顔面けいれん、痙性斜頸があります。これらの症状に対して、内服薬による治療が困難な場合にボツリヌス療法が必要か判断されます。
特に50~70歳代で発症が高く、男女比は1:2~3と女性に多くみられます。眼瞼痙攣の初期症状としては、まぶしい、目を開けているのがつらい、目が乾くなど多様で、ドライアイと似通った症状がみられます。症状が進行すると、自分の意思で目を開けようとしても、目を開けられなくなります。手を使って開けなければならない場合もあり、視力異常がなくても機能的に失明状態に至ります。精神緊張の影響を受けることも多く、緊張で増悪する例がある一方、日常では重症であるのに診察室では無症状という例も見られます。
50~70歳代の女性に多く診られる病気です。初期症状は主に顔の片方の目の周囲、口がピクピクします。進行すると症状が頻繁に起こり、目の周囲や口、ほお、あごの筋肉がひきつります。緊張しているときや食事、笑ったとき、人と話している時に症状がでやすく、放っておいても自然に治る病気ではありません。
斜視は、眼位のずれが生じ、両眼の視線が同じ方向に向かない状態となる疾患です。このような眼位のずれは、先天性あるいは後天的な疾患や外傷などにより眼球に付着する6つの外眼筋における筋緊張のバランスが変化することで生じます。小児期発症の斜視は多くが原因不明ですが、高齢になるともともとあった斜視が徐々に悪化し、眼精疲労やものが二つに見える症状により生活に支障がでることがあります。また、スマートフォンをなどの過剰使用により急性内斜視の発症や悪化を招くこともあり、10代を中心に発症が急増しているという報告もあります。
ボツリヌス療法によって、次のような効果が期待できます。
注射後の副作用の多くは一時的なもので、お薬の効果の消失とともに消失しますが、これらの症状がみられたら、医師にご相談ください。
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診察
患者様の「痙縮の程度」や「日常生活動作で困っていること」「治療を受けられるかどうかの判断」「治療の目標」「手術との併用」など医師による診察を行っていきます。
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ボツリヌス療法の実施
眼瞼けいれんの場合
顔面筋のうち強いけいれんが見られる部位に注射します。強いけいれんがある筋がいくつもある場合は、分割して注射します。
片側顔面けいれんの場合
治療当日には、ほとんど効果は現れません。通常では、2~3日してから、徐々に効果が現れてきます。治療の効果は1~2週間程度で安定し、数ヶ月持続した後、数週間かけて効果が消えていきます。そのため、安定した治療効果を維持するために、効果がなくなったら、再度治療を行います。
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2回目以降の治療
半年程度を目安にボツリヌス治療を繰り返すことができます。
※治療の間隔には個人差があります。
ただいま準備中です。